はじめに
2024年1月19日の米株式市場で、S&P500種株価指数が史上最高値を約2年ぶりに更新した、との記事がありました。
本記事では、当該記事から感じた所感についてまとめます
なお、日本経済新聞の記事は以下をご参照ください。
米S&P500、2年ぶり最高値 「テック楽観論」拍車
米S&P500、2年ぶり最高値 「テック楽観論」拍車 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
2年ぶりの最高値更新に思うこと
2024年1月19日の2年前というと、2022年1月。
S&P500指数の株価の動きを振り返ると以下のような動きでした。
- 【1】2020年の初頭 :コロナショックでの大暴落
- 【2】2020年初頭~2022年12月 :S&P500指数は、連日最高値を更新
- 【3】2023年1月~2023年9月 :一転して、下落傾向
- 【4】2022年10月~2023年12月 :最高値圏内まで上昇傾向
- 【5】2024年1月19日 :2年ぶりの最高値更新
本格的に、S&P500指数に連動した商品である、ETF(上場投資信託)の”VOO”を保有し始めたのは、上記、【2】の期間内の2021年3月頃からでした。連日最高値を更新する、S&P500指数に連動して、VOOの評価残高も連日増加していました。その頃は、日々上昇する相場に乗り遅れまいと、余裕資金の多くを連日投下していました。
その後、【3】の期間に突入します。コロナショックの際のように、すぐに株価は戻るだろうといった楽観的な見方も世間にはありましたが、上昇傾向に変わるまでにかれこれ9カ月かかっています。
【2】の時期に、大量に資金を投入したことに少し後悔の気持ちはあったものの、【3】の時期に決して投下した資産を手放さず、バイアンドホールド戦略を貫けたことは、良かったと感じます。
【1】のコロナショックの際、投資の基礎の知識がなかったために、狼狽売りした苦い経験をもとに、その後、投資の基礎について書籍等で学びなおし、自分の中の投資軸を確立できたのが大きかったと感じています。
それから【4】の上昇相場を通じ、米国時間2024/1/19に、2年ぶりの最高値を更新しました。
今後の投資方針について
上記の経緯からもわかるように、結局のところ、株価は上にも下にも日々動いています。
そうした株価の上下動に一喜一憂せず、適切な投資商品を選定し、資金を投下したあとは、日々淡々と長期投資を継続することが大事だと感じます。
おそらく、これからも、長期的な下落相場もあるかと思いますが、この一連の経験を通じて、ぶれない投資軸は確立できたかと思います。
引き続き、長期投資を継続します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、S&P500指数が2年ぶりに最高値更新したという記事をうけて、所感をまとめるとともに、今後の自身の投資方針についてまとめました。
ついつい、株価の動きに一喜一憂してしまいがちですが、投資の目的として”資産形成”の観点に着目すると、感情とは切り離して淡々と、長期保有しておくことで足りるかと存じます。
本記事が、投資を継続するにあたり、一助になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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