はじめに
以下の、2024年1月22日の日米株式市場の動向をみると、いずれも最高値を更新しています。2024年始からの天災・訃報の悲しみとは裏腹に、株価は上昇しています。
・1/22の東京株式市場
→日経平均株価3万6000円台
…1990年2月以来、33年11カ月ぶりの高値を更新
・1/22の米株式市場
→NYダウ、初の3万8000ドル突破
…史上最高値を前週末に続いて更新
本記事では、そうした株価の動向に思うことをまとめます。
なお、日本経済新聞の記事は以下をご参照ください。
以下、米国市場(2024年1月22日)に関連する記事です。
NYダウ、初の3万8000ドル突破 ハイテク株などけん引
NYダウ、初の3万8000ドル突破 ハイテク株などけん引 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
以下、国内市場(2024年1月22日)に関連する記事です。
株高、大型銘柄が主導 時価総額10兆円超え15社に
日本株高、大型銘柄が主導 時価総額10兆円超え15社に – 日本経済新聞 (nikkei.com)
株価と世間のニュース
ご存じの通り、2024年始から、以下のような辛いニュースが連日報道されています。
- 石川県能登半島地震
- 羽田空港、航空機衝突自己
- 経済評論家、芸能人といった、著名な方々の訃報報道
年始からの上記のような悲しい出来事を踏まえ、株式市場も下落方向に向かうかと予想していました。しかし、ふたを開けてみると、そうした悲しい出来事とは裏腹に、株価は連日最高値を更新しています。
従来、株価の動きは予測負荷と感じていますが、今回、改めてその事を実感しました。
あまりに膨大な市場参加者・金額、行動心理学的な側面もある人の心・思惑がある中で、株価の動きを予測するということは本当に難しいと感じます。
連日の株価最高値の中で、やるべきこと
こうした株価の動きを踏まえて、我々投資家はどのように行動すべきでしょうか。
自分にコントール不可能なもの(株価)に拘泥するのではく、自分にコントール可能なもの(投資金額・投資商品・株価上下時の自身の心持ち)に注力する。
個人的には、上記と考えています。
そのため、時間をかけずに資産形成するという観点では、インデックスファンドに自己の資産を投じ、市場平均をねらう戦略をとっています。
もちろん、その他にも以下のような理由で、個別株に投資をすることをもあります。
- 企業自体を応援したい
- うねりを取りに行きたい
どのような投資戦略をとろうとも、株価自体を予測することは不可能に近いという事実を受け入れられるかどうかが、投資活動の成否に直結すると感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、連日最高値を更新する日米の株式市場の動向を踏まえて、株価の動きと今後どのような心持ちで投資に向き合っていくべきかについて、考察しました。
どのような株価の動きをたどろうとも、自身の拠出範囲内の金額で引き続き長期投資を続けていくことが大切ではないでしょうか。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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