はじめに
長期投資する際に気を付けるポイントは何でしょうか。
投資のスタイルには、投資期間の点のみで考えても様々な考え・手法があるかと思います。
本記事では、その点について考えてみます。
2024年初めの株価の動き
2024年初めの株価の動きとして、以下の指標は軒並み好調です。
- 日経平均株価
- NYダウ30種
- S&P500指数
新聞やニュースでも、”〇〇年ぶり最高値更新”や”連日最高値更新”といった文言を見る日が多いです。
日本においては、長らく続いたバブル以降の平成不況を乗り越えて、現在の株高に沸いています。
また、米国においても、2021年終わりからの下落相場から、2年ぶりの最高値更新という株価の動きに湧いています。
長期投資スタンスの心構え・行動
心構え
そうした株価の動きに連動して、筆者の保有する投資手法・対象(インデックス投資・米国ETF)も評価額は過去最高を更新しており、ついつい嬉しくなります。
しかし、インデックス投資による長期投資としては、日々の株価の動きに関係なく長期保有する、ということが大事になってきます。
- 長期投資における、直近の株価の動きは誤差
- 長期投資の前提は、市場全体の成長にかける投資
- 長期投資は株価のタイミングを図る投資手法にあらず
- 株価に関係なく、定期・積立購入
- 稲妻が輝く瞬間(株価の急上昇)を逃さない
- 暴落に直面しても、動じず、積立・長期保有を継続
上記のような点が大事になってくるかと思います。
行動面
行動面においては、以下が大事になると考えます。
- 証券アプリを毎日確認しない
長期保有の前提でいても、ついつい日々の株価・評価残高の推移に一喜一憂してしまいがちです。
当然、最終的には資産の増加が目標であるため、そうした株価の上昇・評価残高の増加は嬉しくなります。逆に、相場下落局面や暴落に直面した際は、穏やかな気持ちでいることは難しいです。
そのため、そもそもそうした気持ちの起伏が生じるきっかけ(= 証券アプリでの残高の確認)自体から距離を置くことが大事ではないでしょうか。
世界の情勢の動きの把握のためにも、各種株価・指数の動きは確認しつつも、そうした自身の残高の確認まで至らなければ、気持ちの揺らぎはだいぶ抑えられると感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、長期投資を実施するにあたっての心構えについて考察しました。
資産形成にあたって、少しでも長く市場に居続けることが、複利の力最大限に発揮できると感じます。
これからもリスク許容度の範囲内で投資を続けていきます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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