はじめに
お金・時間・健康については、失う恐怖が日々の生活において常について回ります。
一方で、知識は一度得ると失われることがありません。
本記事では、そうした部分の所感についてまとめます。
失う恐怖
お金
お金については、日常生活や旅行を楽しむために必要なものとなります。
会社員や公務員として、何かしらの組織からの給与・賞与といった形でお給料をもらい、その範囲内で消費・貯蓄に回しているかと思います。さらに、その中から投資といった将来に向けた蓄財もなされています。
いずれの方法においても、資産が右肩上がりに増えていくのは嬉しいものです。一方で、貯蓄額や投資における評価額が大きくなると、逆に残高減少や評価額下落時のストレスもまた大きくなると感じます。
一度経験した残高・評価額に戻るという流れ(=一度得たものを失う恐怖)というものは、資産額が多きなるほど影響をうけるのではないでしょうか。
人が最期を迎える時に、一番お金持ちになっていた、という皮肉がありますが、こうした財産が減少する恐怖から逃れるために、日々蓄財の方向に終始することもありうるう話です。
時間
時間についても、同様に、人生の残り時間が少なくなっていくと感じることで、時間が減っていく恐怖を感じるかと思います。
さきほどのお金の時とは違い、生まれた際が最も多くの人生の残り時間を保有しており、年をとるにつれて、寿命が近づいていきます。
お金と違うのは、人生の最期は、不慮の事故や病気により突然迎える可能性があるということです。
極端にいえば、明日、最期を迎えるかもしれない。
そう考えると、人生の残り時間は常に目の前にあると感じます。
健康
健康については、青年期を迎えるまでの間に健康のピークを迎え、その後、中年期・更年期・老衰期を経て、徐々に失っていくものと感じます。
若いうちは、健康であることが当たり前に感じ、あまり健康が害される感覚はないですが、30歳も過ぎ中年を迎え、何も対策(運動・健康的な食生活等)を意識しないと、日々健康が衰えていく感があります。
失う恐怖をふまえて、意識すること
失う恐怖を感じるということは、それだけ、お金・時間・健康の大切さに気付いている証拠でもあるのではないでしょうか。
- X ) 失っていく恐怖は意識しつつも、それに落ち込み何も行動しない
- ○)失う恐怖を感じつつも、その大切さを意識し、日々行動に移す
何事も行動する理由に変えていければ、問題ないと感じます。
失われないもの
知識
知識については、上記のお金・時間・健康とは少し違う性質があると感じます。
学びを通じて、しっかりと自分の中で腹落ちさせて身に着けたものは、人生を通じて失われることのない一生の財産になると感じます。
何かしらの挑戦により失敗し、金銭的な損失が発生したとしても、その挑戦から得た学び・経験は、生きた経験・知恵として、今後の再挑戦時の糧になるのではないでしょうか。
- X ) 失敗を恐れて、行動しない
- ○)失敗したとしても、そこから得た学び・経験・知識は生きた知恵として蓄積されると認識し、日々行動する。
そうした思いをもって、日々行動します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、失う恐れがあるもの(お金・時間・健康)と、失われないもの(知識)について、所感をまとめました。
いずれにしても、今持っているものについて常に意識し、無駄にしない姿勢が大事ではないでしょうか。今持っているものの大切さ・幸運を常に忘れないようにします。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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