はじめに
子育てをしている中で、どのように金融教育を進めるかを悩み中です。
家族の間で、どのようにお金の話は、
普段しておかないと、なかなか話しづらい話題です。
本記事では、金融教育の必要性と我が家での金融教育の進め方に関する検討状況等についてまとめます。
金融教育の必要性を痛感したニュース
2024年3月5日のニュースで、以下の衝撃的な記事がありました。
記事詳細は、上記を参照頂ければと思いますが、以下に概要を示します。
- 加害者も被害者も小学生(当時小学5年生)
- 受け渡し金額総額93万円
- 36万円で購入したメダルは、実際は水族館の記念メダル700円の価値
- 被害に遭った男児は、「僕は100万円もっている。かっこいいだろう」と周囲に話していた
- 被害に遭った男児は、「うまい話があると思ってしまった」とのこと
そうした事件が、小学生の間でおき、かつ100万円近い大金のやりとりが行われていた事実に驚きを隠せないというのが正直なところです。
この春から上の子が小学生に上がりますが、
小学生を持つ親になる身としては、
他人事には感じられないニュースでした。
この記事で感じた点は以下です。
- 少子高齢化の中で、家庭によってはお年玉等で子供に分不相応な大金がわたる可能性は高まる
- 自身の資産額を周囲に話すことは、リスクしか生まない
- 加害児童が、どのように、今回の一件を思いついたのか(手法の入手経路)
いずれにしても、価値内での金融教育・金融リテラシーの向上が喫緊の課題だと感じます。
金融教育に関する我が家の検討状況
我が家における金融教育として検討している点は以下です。
以下、1つずつ見ていきます。
お小遣い制
小学生になったタイミングで、お小遣い制の導入は検討しています。
上記、どのような形がいいのかは悩ましいところです。
お金は自然に発生するものでなく、
労働の対価であったり、
資産運用の結果得られるものということを
伝えていきたいです。
このあたりは、色々な方法を試しつつ、試していきたいと思います。
スゴロク・人生ゲーム
スゴロクについては、こどもチャレンジから送られてきたスゴロクセットを子供達と一緒に楽しみながらやっています。
10円や100円と、商品カードを交換するという一連の作業を通じて、お金がモノ・サービスとの交換手段であるという点を理解してほしいです。
お金がないと、
ほしいもの・ほしいサービスは
買えないということですね。
また、もう少し大きくなったら、人生ゲームも一緒にやりたいと考えています。
人生ゲームを楽しみながら実施することで、上記のような実際の人生に活かせる学びは沢山あると感じています。
まだ、どのような商品がよいかは検討中ですが、簡単すぎず・難しすぎず、子供たちが興味関心をもって楽しみながらできるものを探しています。
子供達が興味関心をもって、
楽しみながらできることで、
より学ぶものも多いのではないでしょうか。
金融教育材料の活用
こちらについても、色々と模索中ですが、候補としては以下を想定しています。
金融庁のホームページ上に以下の金融ガイドの資料があるようです。
中学生・高校生向けの資料ということで、その近辺のお子さんがいらっしゃる家庭の方々は、子供達と一緒に資料をみてみるのも良いのではないでしょうか。
我が家は、まだ小学生と未就学児で、
先の話ではありますが、
まずは、親として資料を見ておきます。
また、金融教育の一環として、子供達と一緒にやりたいことは以下です。
実際の紙幣・貨幣が製造される現場(国の信用が具現化される瞬間)や、証券業界の雰囲気を小さい頃に体験しておくのがすごく学びになると考えています。
個人的にも行ってみたい場所です。
FP3級
お金に関する教養を身に着けるという点では、FP3級のテキストをベースにするのも一手と考えています。
FP3級に関する点は、以下でもまとめていますので、お時間ありましたらご覧いただけますと幸いです。
ただ、社会人になって実際に自分で稼ぐ前の段階ですと、こうした社会の仕組みに対する疑問や学ぶモチベーションはあまり高くないかもしれません。
親の体験を交えて、上記論点について子供へ伝えるのも一手かと感じます。
筆者としては、そのように考えています。
親の生きた経験として、子供達へ伝えていきたいです。
投資教育(ジュニアNISA)
投資教育について、我が家では、以下の状況です。
これからの少子高齢化、インフレ(物価上昇)といった時代感では、特に投資において資産運用をする必要性を感じます。
お金にお金を稼いでもらう仕組みですね。
労働収入だけで成り立つ時代ではないことを感じています。
もちろん、今後10年20年先の社会情勢がどのようになっているかは分かりませんが、今からできることの一つとして、投資によって資産形成を図っておくことが必要ではないでしょうか。
ただ、ジュニアNISAである程度の金額が積みあがった状態で、子供達の新NISA口座へ移行され、ある日突然、数百万円の大金が自分自身にあるということを知って驚いたり、散財したりしないように、今からしっかりと子供たちの金融リテラシーの向上を図っておく必要性を感じます。
お金は大事ですが、
お金に振り回される
人生にはなってほしくないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、金融教育の必要性と我が家での金融教育の進め方に関する検討状況等についてまとめました。
今後、ますますお金との関わりが増える年頃に子供達はなります。
そうした際に、お金関連のトラブルや事件に巻き込まれないためにも、家庭内での金融教育の必要性を感じている今日この頃です。
- 魚自体ではなく、魚の釣り方を教えたい。
そうしたスタンスで、引き続き子供達への教育について試行錯誤していきます。
一つ一つ、子供達と一緒に学んでいきます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
コメント