はじめに
2024年の春から上の子が小学1年生になりました。親の目を離れるタイミング・時間も増え行動範囲が広がり、何かと心配が増えます。
“今、我が子はどこにいるのか”
という、親としての心配が尽きません。
そのため、見守りのために、GPS端末を導入するか検討していましたが、今回試しに、appleのAirTagがGPS代わりになるか検証してみました。
AirTag自体の商品レビュー・サイズ感・使用感も含めて、本記事でまとめます。
本記事をご覧いただくことで、以下の問いに対して何かしらの参考になれば幸いです。
- AirTagの使用感は?
- AirTagがGPS代わりに機能するのか?
- AirTagを利用するための継続的な費用はかかる?
- 他の手段(GPS端末、カードリーダーの教室でのタッチ)との違いは?
以下で詳し見ていきます。
AirTagの使用レビュー(商品サイズ感・ランドセルへの着用感)
2024年4月に初めてAirTagを購入しました。
以下で、AirTag自体の印象についてまとめます。
商品自体の感想・サイズ感
実際のAirTagを手に取ってみた感想ですが、
500円硬貨程度の大きさで、数グラム程度の重さ
という印象でした。
同時に購入したAirTag用ケースに入れてみた写真は以下です。
比較対象がなく恐縮ですが、取り回し良く利用できそうで、普段持っていることを忘れてしまいそうです。
このサイズ感や取り回しの良さであれば、我が子(小学校1年生)のランドセルに普段つけていても問題ない大きさです。
AirTagの設定方法
手持ちのスマホ(iPhoneXS)に、実際にAirTagを連携させてみました。
連携方法としては、Bluetoothを利用します。
apple製品として、その他にもairPods(イヤホン)等も利用していますが、こうした接続のしやすさもapple製品の特長だと感じます。
特段、取り扱い説明書等無くても、すぐにiPhoeと連携できました。
なお、最新のiOSにアップデートしてからという注意喚起がありましたが、特段、接続に問題ありませんでした。
iPhoneの”探す”アプリで利用する際のAirTagのアイコンは自由に設定可能です。
また、余談ですが、”探す”アプリを最大限に縮小すると、地球規模レベルで、現在位置が把握できます。
地球儀の感覚で、現在位置と地球全体の地図を確認できるのもまた面白いと感じます。
電池の交換方法
AirTagを購入したばかりのため、電池の寿命はわかりませんが、だいたい1年程度もつようです。
また、当初、使い切りかと勘違いしていましたが、電池交換が可能とのことです。
使用する電池は、CR2032 3Vとのことです。
筆者の場合、他のIT機器(キーボード)でもこちらの電池を利用するので、
上記のように、多めに購入しています。
上記の品ですと、1個あたり、50円程度となります。
電池交換方法の詳細・手順は、appleの公式ページをご参照ください。
商品のサイズ感が、ほぼ豆電池の大きさと変わらないというのもまた製品の洗練さを際立たせています。
AirTagがGPS端末変わりになるか検証
ここまで、AirTag自体について見てきましたが、
本記事の一番の趣旨である”AirTagがGPS端末変わりになるか”という点について、以下でまとめます。
実際に、4月中旬~下旬の2週間程度、使用してみての所感をまとめます。
なお、AirTagをGPS代わりに利用する前提として以下のような点に注意する必要があります。
上記のような注意・前提のもと、以下ご参照いただけますと幸いです。
結論(筆者の利用方法・利用シーンでは、GPS端末変わりに利用可)
まず、先に結論を述べると、
筆者の利用方法・利用シーンでは、GPS端末変わりに利用可
です。
筆者がもともと求めている目的・ニーズは以下です。
上記の目的・ニーズに、AirTagは応えてくれています。
2024年4月の2週間ほどの使用感として以下の印象があります。
もともと、近くにiPhoneユーザーがおらず、AirTagが反応しないのでは、という心配がありましたが、不要な心配でした。
しっかりと、”探す”アプリ上からも、AirTagの現在地(=ランドセルの位置 =我が子の位置)を特定することができ、大きな安心感があります。
常に、スマホから、
我が子の現在位置を把握できるのはありがたいです。
AirTagの装着部分(ランドセル上)
冒頭で、AirTag自体の商品サイズ感でも触れたように、500円玉程度のサイズ感ですごく取り回しがよいです。
ランドセルには、以下の部分にAirTagを着用しています。
ただでさえ、教科書や色々なもので重くなりがちなランドセルです。
このように、つけていることを忘れるほどの軽さは本当に助かります。
なお、我が子からすると、何かかわいいおしゃれなキーホルダーを付けているというと思っているようです。^^
デザイン性の良さのおかげだと感じます。
AirTagの追跡速度(どれくらいのタイムラグがあるか)
上記でも述べていますが、
筆者の場合、だいたい、5分 ~ 10分、長くて、30分~1時間という遅延の程度で、AirTagの位置が、iPhoeの”探す”アプリ上で更新されます。
この部分は、利用される方々の人口密集度やiPhoneユーザーが周囲にたまたまいるかという運の要素もあるため、一概に、AirTagがGPS端末変わりになるとは言えない状況かと思います。
しかし、筆者のような利用目的・利用シーンと同様の状況にある方であれば、AirTagの導入を検討してみるのもよいのではないでしょうか。
最悪、GPS利用としての目的を満たさないようであれば、
本来のAirTagの利用方法で、
自己利用できるので、買っておいて損はない一品だと感じます。
AirTagの導入・利用コスト(向こう3年間)
なお、AirTagを導入・利用するコスト(向こう3年間:小学校1年生 ~ 3年生)を資産してみました。
結論としては、月148円程度のコストで、AirTagでのGPSとしての利用が可能です。
毎月ジュース1本分の出費と変わりません。
コスト算出の内訳は以下となります。
2024年4月現在の価格を考慮すると、上記のようになります。
昨今の円安の影響により、AirTag本体の日本円での購入費用の増加等の可能性もあるため、今後も上記のコストで行けるかは不透明です。
しかし、AirTag一つの大幅な値上げがあったとしても、月々のコストに落とし込むと500円もかからない額で収まるのではないでしょうか。
AirTagの提供する価値に対して、
ものすごく費用対効果が高いと感じます。
AirTag以外の方法との比較(AirTag・GPS端末・カードタイプ)
AirTag以外にどのような方法で、我が子の位置を特定できるかについて、比較してみました。
3者の比較(AirTag・GPS端末・カードタイプ)
なお、三者を比較する際、どの観点を重視するかによって、選択する最終的な結論も異なってきます。
- ①端末自体の価格
- ②ランニングコスト(毎月の固定費)
- ③端末のサイズ・重さ
- ④どれくらいの粒度で位置特定したいのか
- ⑤ルート履歴の把握は必要か
- ⑥何かしらの操作が必要か
上記の観点で、比較表を作成すると、以下になります。
筆者の場合は、②の固定費を極力かけたくないという点と、④の位置特定はそれなりにできればよいという点を重視し、AirTagの導入にいたりました。
人によっては、固定費をかけてでも精緻な把握やルート履歴の把握をしたいという方もいらっしゃるかと思います。
逆に、本当に必要最低限であれば、カードタイプもしくは、何も導入しないということも採りえます。
ここは、各家庭の親御さんそれぞれの
価値観次第ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、AirTagの利用を通じて、この春から小学生になる我が子をどのように追跡できるかについて、検証しました。
AirTag・GPS端末・カードタイプのどの手法を利用するにせよ、我が子の身の安全が心配な気持ちはどの親御さんにとっても変わらないかと思います。
各家庭に合う方法で、ご自身のお子さんの身の安全を守っていかれると良いかと感じます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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