はじめに
コロナ禍後・平成不況後のインフレ情勢下、どのような点が企業の評価ポイントになるでしょうか。
- 賃上げに積極的か
- リモートワーク活用に積極的か
2024年現在、企業選定のための重要な判断基準になると感じます。
通勤時間を省いたとしても、
平日8時間を会社員としての時間として費やすので、
重要な問題ですね。
本記事では、企業の選定時の基準についての所感をまとめます。
企業選定の判断基準
最近の時代情勢
2024年2月現在、時代情勢としては以下かと思います。
- 平成不況後の物価上昇・インフレ基調
- 賃上げの時代感
ちょうど、以下のような記事が日経新聞からも出ていました。
もはや、賃上げ要求の流れは止められないと感じます。
ホンダ、賃上げ要求に満額回答 中小への波及必要に
ホンダ、賃上げ要求に満額回答 中小への波及必要に – 日本経済新聞 (nikkei.com)
一昔前、2010年代の頃は、失われた30年ということで恒常的なでデフレが続き、物価は変わらないというのが当たり前だと思っていました。
そうした状況から、現在に至り、景気動向の変化をものすごく感じます。
景気は循環するということを
身をもって体感する日々です。
賃上げに積極的か否か
上記のように、インフレの時代情勢下、企業の賃上げに関する積極性は重要な問題です。
仮に物価だけ上昇して、給料が変わらないとなると、実質的に使える手持ちのお金は減る(実質的な保有するお金が目減りしている)ということになります。
給料の額面(名目的な価値)ではなく、物価を考慮した実質的な使える金額(実質的な価値)に着目していくことが重要ではないでしょうか。
“名目”・”実質”の考えは、
これに限らず色々な場面で
大切な考えですね。
そうならないためにも、賃上げに積極的な企業に所属しているかは重要な問題です。
物価が上昇しない時代背景では、賃上げに積極的かどうかはあまり重要な判断基準ではありませんでしたが、時代とともにそうした判断基準は移ろうことを実感します。
リモートワーク活用に積極的か
リモートワーク活用に積極的かも企業の選定判断に重要な問題です。
コロナ禍前(2020年より前)であれば、毎日週5で電車通勤する生活に何も疑問を持ちませんでした。
しかし、コロナ禍時に、一気に普及したリモートワークにより、それまで当たり前だと感じていた通勤という時間に対する違和感がでてきました。
通勤時間は、仕事をするうえで、必ず必要なものなのか?
ということを考えるきっかけになりました。
そのため、コロナ禍後もリモートワークに積極的かどうかは、日々の働き方の満足度に直結する重要な問題です。
これからの企業選びに関する時代背景
上記のように、時代時代により、企業選びに関する評価軸は遷移すると感じます。
企業選定の評価軸の前提として、以下のような時代背景・働き方があるのではないでしょうか。
- 昭和 …終身雇用制・年功序列を前提とした働き方(安定を志向する働き方)
- 平成・令和 …柔軟な働き方(自由を志向する働き方)
従来の働き方に固執せず、
常に時代時代に適応した働き方を
模索していきたいところです。
昨今のように、新NISA制度等国が推進するなかで、投資もしやすい時代となり、従来の一企業に属し勤め上げるという時代感ではないように感じます。
給与所得を安定的に得ながらも、別の所得(利子・配当所得、事業所得)の獲得も目指して、副業なり投資なりにチャレンジしていく必要性を感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、企業の選定基準としてこれから重視されるポイントについての所感をまとめました。
従業員という雇用形態で働くことを前提とすると、所属する企業の方針に共感できるかは重要なポイントだと感じます。
・新卒時
・転職時
・退職時
・独立時
どのタイミングでも重要なポイントになりますね。
そうした自分自身にとって重視する価値観を明確にすることがまず第一歩だと感じます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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