はじめに
リスクというと、”危険性”と捉える人も多いと思いますが、
投資におけるリスクとは、”不確実性”や”リターンの振れ幅”を意味します。
将来、
良い方向へ向かうか、悪い方向へ向かうか
といった、の振れ幅ですね。
本記事では、投資と旅行におけるリスクについて、所感をまとめます。
本記事で、リスクに対する考え方について整理し、リスクへの向き合い方の何かしらのご参考になれば幸いです。
投資が怖いという方々への
リスクへの向き合い方のヒントになりましたら幸いです。
リスクの考え方
リスクに関して、以下の流れで投資のリスクと旅行のリスクとでそれぞれ見ていきます。
以下、一つずつ見ていきます。
投資におけるリスク
金融商品の「リスク」の定義としては、以下といえます。
金融商品の「リスク」とは、 金融商品の「リスク」とは「リターンが不確実である」こと。
リスクとリターン|投資の時間|日本証券業協会 (jsda.or.jp)
しかし、世間一般の認識としては、”株式市場の暴落等で、投資した資金が元本割れするといった、良くないシナリオが現実味を帯びる可能性”といったことがあるのではないでしょうか。
そうした、認識からくる恐れから投資に一歩を踏み出せないという方も多いと感じます。
実際には、
- リターンが上振れる可能性
- リターンが下振れる可能性
- リターンが想定通りの可能性
というように、上下にも触れる可能性含め”リスク”といえます。
投資をする意味として、
「下振れるリスクを覚悟しつつ、自分の資産を投じ(投資し)、
その見返りとして上振れるリスクからの利益を享受する」
といった感覚でいます。
投資に限らず、生きていれば様々なリスクがあります。
自分の想定より良い結果・悪い結果・想定通りの結果というように、行動した結果がどのようになるか分からないという点で、人生すべてにおいてリスクがあると感じます。
一寸先は闇です。
結果を恐れず、行動していきたいですね。
旅行におけるリスク
少し、話がそれますが、旅行におけるリスク(不確実性)は、以下だと感じます。
- 家族の健康(病気・インフルエンザ・新型コロナ 等)
- 天候(雨天 等)
- 天災(地震・大雪・台風 等)
数カ月前から、旅行先のチケットやホテルの予約をし、満を持して当日を迎えれたとしても、上記のリスク要因から、旅行を延期もしくは中止せざるを得ない状況が起こりえます。
そのため、語弊を恐れずいうと、個人的には、投資におけるリスクよりも旅行におけるリスクのほうが、怖く感じます。
投資におけるリスクに対しては、長期分散投資等、リスク分散の手立てはありますが、旅行におけるリスクは、当日どのような状況かというのはなってみないと分からない(当日のリスクを甘んじて受け入れる)必要があるからです。
旅行当日に大雨や台風により、
交通機関が乱れるということは、
特に、お盆シーズンに多いですね。
リスクに対する認識
上記のように、人生自体がリスクそのものなので、こと投資におけるリスクだけ怖がり、投資に踏み出せないというのは非常にもったいないと感じます。
2024年3月現在、世間の情勢は以下です。
- インフレ(物価上昇)
- 日経平均株価、34年ぶりのバブル最高値更新
- 米国市場(NYダウ、S&P500指数 等)、連日最高値更新
- 新NISA制度スタート(2024年1月~)
もちろん、企業における賃上げといった動向はありますが、企業頼みの対策となりがちです。
そのため、自分自身で対策できることとして、投資が有効な手立てだと感じます。
通貨はインフレにより減価する(価値が下がる)ので、
インフレとともに価値が上がる資産(株・不動産)といったものを
自己の資産として保有する必要性がありますね。
もちろん、下振れるリスクがある以上、投資した資金以上に目減りするリスク(元本割れのリスク)は常にあります。
投資が、”自己責任”といわれる所以ですね。
それゆえに、投資を開始する際は、しっかりと投資の基礎・基本について書籍等で学び、自分自身のリスク許容度の範囲内からスタートする必要があります。
筆者の投資履歴については、以下にまとめていますので、併せてご覧いただけますと幸いです。投資に関する関連書籍もそちらで紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、投資のリスクと旅行のリスクについて触れ、リスクそのものの認識について整理し、今後の投資の必要性についての所感をまとめました。
一寸先の未来は誰にも分かりません。
それゆえに、自分自身のとれるリスクの範囲内から、着実に行動を起こしていければいいのでないでしょうか。
そうした、一歩一歩の積み重ねが、
1年後、5年後、10年後、その先に
大きな変化・果実として実りますね。
最後までご覧いただきましてありがとうざいました。
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