はじめに
経済産業省の調査によると、2023年のクレジットカードの不正利用率と被害額が過去最悪となったとの記事がありました。
最近は、新NISAを追い風に資産形成の面に注目が集まりますが、こうしたお金を守る面にも注意が必要だと再認識します。
2024年度が始まった新生活、
クレカの利用を始める新社会人の方も
多いのではないでしょうか。
本記事では、そうした所感・対策についてまとめます。
参考記事「クレカ不正利用率最悪、被害額10年で5倍 官民で監視へ」
日経新聞から以下記事がでています。詳細は、こちらの記事をご参照ください。
日本の例でみると、不正利用率は信託報酬並みの低い率だとしても、被害額は540億円とすごい額です。
億り人540人分。。
所感(クレカ不正利用率と被害額が過去最悪)
上記記事の内容をうけての、所感は以下です。
一つずつ見ていきます。
成果がでているから不正利用がとまらない
上記記事によると、米国・EU・日本での不正利用率は、0.028~0.14%です。
一見、比率としては低く見えますが、仮にそうしたわずかな比率だとしても、
被害額でみると、540.9億円 ~ 1.3兆円です。。
不正を試みる側としては、一定の成果がでているからこそ不正利用を試みるわけで。
改めて、不正利用に遭わないための、クレカ利用者側の意識の向上が必要だと感じます。
クレジットカードそれ自体とクレカの情報の扱いには十分に注意していきましょう。
重要情報を日々持ち歩いているという
意識は日々、常に忘れないようにします。
クレカ決済規模でみると、日本はまだまだ発展途上か
なお、上記参考記事の情報によると、
クレカ決済額規模だけで見ると、日米欧の違いは以下です。
こうして比較すると、
日本のクレジットカード利用規模は、米国・EUに比べてまだまだ規模は小さいということがうかがえます。
単位としては、”兆”ですが。。
今年2024年は、日本で新券が発行される年でもあります。
これからの現金とこうしたキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー・QR決済等)の日本での利用比率・利用額の推移も気になるところです。
今後ますます、キャッシュレス決済の割合が日本でも高まっていくことが予想されますので、こうしたクレジットカードの利用額も増加することが予想されます。
被害額も比例して大きくならないことを祈るばかりです。
日々の自衛の意識を大切にしましょう。
お金を守る力(自衛の意識)が大切
今回は、クレジットカードに関しての観点でまとめましたが、
”お金を守る力”という点では、以下のようなお金を失う落とし穴があります。
最近、メジャーリークでも、大谷選手と元通訳の一件の話題が巷を賑わせているように、
本当に、お金にまつわるトラブルは尽きないと感じます。
資産形成といった、自己の資産を増やす方面への努力だけでなく、増やした資産を失わない守る方面への意識も大切です。
お金を失う落とし穴にはまらないように気を付けましょう。
なお、詐欺被害に遭わないための心持ちについては、以下記事でもまとめています。
お時間ありましたらご覧いただけますと幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、日本の2023年のクレジットカード不正利用率・利用額が過去最悪という記事をうけての所感・対策についてまとめました。
2024年度もスタートし、新生活がスタートした今日この頃、
こうしたお金の落とし穴にはまらないように気を付けていきましょう。
家計管理や資産形成だけでなく、
自己の資産防衛も大切にしたいところです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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