確定申告(還付申告)について

制度

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はじめに

毎年の確定申告は、e-Taxで実施するのが便利です。

書類の作成・提出時間の節約にもつながりますし、申告書の作成不備の可能性も低くなるという点で、個人的にはすごく助かっています。

本記事では、2023年分(令和5年分)の確定申告をe-Taxで実施した作業の振り返り・所感についてまとめます。

確定申告作業の概要

作業の概要

毎年、確定申告(還付申告)する際の作業概要は以下です。

  • マイナンバーカード保持
  • iPhoneをマイナンバーカード読み取りリーダ代わりに利用可能(QRコード読み取り)
  • 「国税庁 確定申告書等作成コーナー」で申請書を作成
  • 各種情報を入力後、最終的に、e-Tax経由で税務署へ申告書を提出
  • 申告内容
    ・寄付金控除(ふるさと納税)
    ・医療費控除は、ケースバイケース
    ・外国税額控除は、割愛

上記の流れを昨日、全体1時間ほどの作業時間で完了しました。

e-Taxがなければ、本来であれば、以下の作業が必要になるところです。

  • 申請書の書き方を一から調べる
  • 申請書を自力で作成
  • 税務署へ足を運ぶ
  • 提出のために、窓口へ並ぶ
  • 記載内容に不備があれば、さらに、修正のやりとりで時間がかかる。
  • 税務署の窓口の時間を気にせずに済む(自宅で、夜も作業・申告が可能)

そうした作業が発生せず、自宅で、パソコン・iPhone・マイナンバーカードさえあれば、e-Tax申告できるという点は、本当にありがたいです。

e-Tax申告のメリット・デメリット

メリット

e-Tax申告で感じるメリットは以下です。

  • 申告書の作成がしやすくなる
    …「国税庁 確定申告書等作成コーナー」にて、会社から発行された源泉徴収票の情報を転記入力し、サイトの流れに沿って各種必要情報を入力していくと、最終的に申告書がPDFファイルとして作成されます。
  • 時間の節約(税務署までの移動時間・申告書の作成時間)
    …物理的な作業時間も、税務署までの移動時間・申告書の作成時間の両面で、短縮されます。
  • 過去の申請断面が管理しやすい
    …提出した資料がPDFファイルとして電子的に残るので、適切にPC内のフォルダで管理しておけば、毎年の確定申告時に前年どのような申告をしていたのかをぱっと思い出せます。

デメリット

一方で、e-Tax申告で感じるデメリットは以下です。

  • 住宅ローン減税の初年度は、税務署へ直接提出が必要。
    …住宅ローン減税の適用初年度は、e-Taxでの申告はできず、直接税務署へ足を運ぶ必要があります。
     ただ、申告書の作成自体は、自宅パソコンにて作成してから、税務署へ行くことが可能なので、申告書作成負荷の軽減といった恩恵は受けられるかと思います。
  • 機器の準備が必要(パソコン・スマホ)
    …申告用にパソコン・スマホといった機器が必要となります。スマホ1台でも確定申告できる環境は提供されているものの、やはり、作業のしやすさや申告可能な作業の種類として、パソコンの利用は必須だと感じます。
  • マイナンバーカードの申請・保有が前提
    …申請にあたり、マイナンバーカードの利用が必須となります。申告途中にiPhoneにてマイナンバーカード読み取りのひと手間もあり、また、マイナンバーカードの利用者証明用の暗証番号を求められるので、日頃からしっかりと管理しておきたいところです。

所感

上記、諸々、メリット・デメリットについて記載しましたが、やはり、時間の節約申告書の作成しやすさという点で、e-Tax申告を利用する意義は大きいと感じます。

来年以降も引き続き、e-Tax申告にてその便利さを享受していきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、2023年分(令和5年分)の確定申告(還付申告)の作業概要について振り返り、所感についてまとめました。

IT技術がますます高度化する昨今、税関連の申告もそうした技術の恩恵をうけ、日々の作業時間の効率化に充てることが重要だと感じます。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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