はじめに
SNS型の投資・ロマンス詐欺被害が455億円(2023年被害額・警視庁まとめ)とのことです。
そうした記事をもとに、所感についてまとめます。
”まさか自分が詐欺にひっかかるわけがない”
と思われている方こそ読んでほしい内容です。
詐欺被害の状況(2023年)
日経新聞に載っていた参考記事は以下になります。
455億円、つまり、億り人455人分。。
ものすごい被害額です。。
被害層が、40~60代が多いというのが意外でした。
SNS周りの被害は、10代、20代といった若年層に多いものと勘違いしていましたが、保有する資産の多さからして、そうした財産を築いてる年代の被害額が大きくなるのかと、認識を改めました。
その他にもどういった理由で、
40 ~ 60代の被害が多いのかは
気になるところです。
詐欺被害に遭わないための心持ち3選
詐欺被害に遭わないための心持ちとしては、以下が考えられます。
以下、一つずつ見ていきます。
”自分は大丈夫”という慢心は捨てる
よく詐欺に関するニュースや新聞記事を見ると、どこか他人事に感じてしまいます。
よもや自分がそうした詐欺に引っかかるわけがない、どこかにそうした気持ちを持っていないでしょうか。
筆者は、少しそうした気持ちがあります。。
しかし、実際に詐欺被害に遭った人の後日談をきくと、まさか自分が詐欺に引っかかるとは思っていなかったという人が多いようです。
注意深く物事を見ていれば引っかからないことも、慢心から油断・隙が生まれると詐欺に引っかかる可能性があります。
良い意味で、
常に疑う目を持ちたいですね。
焦らせる記載のある内容は注意(”至急”、”緊急”、”異常”等)
よく、筆者のメールアドレスに、フィッシングメールが届きます。
上記の表現が、よくメールタイトルやメール文中で使用されています。
一昔前であれば、メールタイトルで思わずメールを開いてしまっても、その後のメール文面の不自然さでフィッシングメールだと気が付きました。
しかし、今は、AI等の活用でメール文面が巧妙化しており、また、実際のサイトと同様の見た目のフィッシングサイトもあり、年々、判別が難しくなってきています。
すごく悲しいですが、
AI等の技術は、
良い面だけでなく、悪い面にも利用されてしまいます。。
ヒトの不安心や焦燥感を煽り行動させる手法は、詐欺の常とう手段でもあるので、気を付けていきましょう。
メールアドレス・SNSアカウントの出元を確認する癖をつける
筆者の場合、届いたメールはすぐに開封しないようにし、以下の点に気を付けています。
少し用心深いかなと思うくらいで、ちょうどよいのかもしれません。
備えあれば患いなし
ですね。
そして、メール文中内に記載のリンクをクリックする際は、本当に細心の注意を払います。
- フィッシングメール内のリンクをクリック
- フィッシングサイト上に、IDとパスワードを入力
- 情報を窃取され、悪用される
上記のような最悪の事態は避けたいところです。
日頃からメールを見る際に注意していれば防げる詐欺被害は多そうです。
焦っていたり、忙しい時に、片手間でメールを確認するということは避けていきましょう。
自分の財産を守る意識
普段、勤労や投資といった資産形成により、自己の財産を増やす方向に意識が向きやすいです。
しかし、築いた財産を詐欺等で突如失うということは、あまり想定していないのではないでしょうか。
自分は大丈夫、と考えていると、
思わぬところで足をすくわれそうです。
自己の財産を守る意識も常日頃から持っておくことが大事だと感じます。
この辺りのお金を守る力については、両学長の書籍「お金の大学」の中でも触れられているので、一読するのをお勧めします。
書籍内では、詐欺だけでなく、どのような要因で自己の財産を失うのかについての記載・注意喚起がなされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、2023年の詐欺被害の記事をもとに所感をまとめ、詐欺被害に遭わないための心持ちについてまとめました。
資産を築くことだけでなく、築いた資産を詐欺等で失わないことにもしっかりと意識を向けていきましょう。
日々の資産防衛意識、
大事ですね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
余談ですが、書籍「お金の大学」は、筆者の人生にすごく影響を与えてくれた一冊です。
以下にも経緯をまとめていますので、お時間ありましたらご覧いただけますと幸いです。
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