【書籍レビュー】『お金の大冒険』の感想まとめ 

お金の大冒険 レビュー

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はじめに

お金の大学を読んでみて感じたことをまとめます。

まず結論として、お勧めの一冊です。

書籍『お金の大学』も、非常に読みやすく体系的にまとまっている一冊で万人向けですが、本書籍『お金の大冒険』は、漫画をベースとし、子供向けにまとめられている良書です。

しかし、子ども向けに漫画をベースとしたストーリーといえど、大人が読んでも新しい発見のある非常に満足度の高い一冊です。

お金の学びだけでなく、
単純にストーリーとして大人が読んでも
面白かったです。

これで、電子書籍版1,762円・実際の書籍は1,958円(2025年8月中旬現在)の価格であり、2,000円弱でこれだけの良書を購入できることに感謝しかありません。

2,000円弱でこの情報量&良質な情報
圧倒的なコスパです。
義務教育の本にしていいのでは。

リベ大の書籍を購入されたことが無い方はもちろんのこと、すでに『お金の大学』をすでに購入されている方で、本書籍を購入するかどうか迷われている方のご参考になりましたら幸いです

かくいう筆者自身も、最初は購入を迷っていました。

内容的には書籍『お金の大学』で網羅されていること以上の内容はないのではと懸念していたからです。

しかし、価格も2,000円弱ということもあり実際に購入してみて、上記の懸念は杞憂でした。

お金の大学の内容を子供向けに漫画にしただけかと思っていましたが、新しい発見もあり、かつ、ストーリーとしてもしっかりしていて、充実の一冊でした。

以下、個別の所感をまとめます。

所感 ※『お金の大冒険』の感想まとめ

書籍『お金の大冒険』を読んでみての、所感は以下です。

所感
  • 要注意ポイント。イラスト・ストーリーは小学校低学年向け、内容は小学校高学年向け。
  • 書籍『お金の大学』との関係性・使い分け
  • 電子書籍ではなく、リアルな本を購入する意味
  • 本の背表紙のカバーをめくると、粋な遊び心が、、

一つずつ見ていきます。

要注意ポイント。イラスト・ストーリーは小学校低学年向け、内容は小学校高学年向け。

お勧めの一冊ではありますが、ここのギャップは要注意です。

具体的には子どもの年齢によって、以下のようになる恐れ(本に食いついてくれないか途中で離脱される可能性)があります。

要注意ポイント
  • 小学校低学年
    …イラスト・ストーリーに興味をもって読み始めるも、内容で理解できない部分が多いと途中で脱落する可能性あり。
  • 小学校高学年
    …イラスト・ストーリー的には幼児~小学校低学年向け、内容的には中学生~。どちらの観点からしても、中途半端になる可能性(本自体に食いついてくれない可能性)あり。
  • 中学生・高校生
    …一読すると内容的にはすごくためになるが、イラストやストーリーが幼児向けと勘違いされて、そもそも本を読んでくれない可能性あり。
     ※補足:この年齢だと、書籍『お金の大学』のほうがおすすめ。

イメージにすると以下です。

興味を持ちやすく、本を途中離脱する可能性が低い年代に一番遡及したいところですが、小学生・中学生・高校生のどの層がそこに該当するかは、筆者は思いつきませんでした。

じゃあ、
・親が我が子に本をお勧めするか
・最後まで読み切るように伝えるか
すればいいのでは?

筆者としては、親が我が子にお勧めしたい本ではありますが、親から勧められた本を素直に読んでくるかはその子次第かと思います。

我が子に読んでほしい一冊ですが、
子ども自身が興味を持ってくれてから、
本を読んでもらうのがいいかもしれないですね。

筆者が行きついた結論は、、

・小学校の我が子の本棚に、そっと本を忍ばせておく(笑)
・そして、子どもが興味を持ったら、激推しする(笑)

です。

何より我が子が小学生のタイミングで、
本が出版されたことが幸運なことです。

書籍『お金の大学』との関係性・使い分け

書籍『お金の大冒険』は、書籍『お金の大学』の情報の要所を分かりやすい冒険ストーリーとして取り込んだという印象です。

そのため、『お金の大学』への興味・きっかけをつかむ一冊として、『お金の大冒険』を幼少期に手に取るというのが良いと考えています。

『お金の大学』では、両学長の提唱する”5つの力”やお金に不自由しない生き方に関する体系的な学びがあります。

また、本のカバーのイラストとしても興味を持ちやすいです。

かわいいイラストのライオンが
表紙を飾っているためです。

かわいい、、ライオン、、!?

一方で、いきなり『お金の大学』を買い読み進めると、少なくとも小学生には内容的に読了するにはハードルが高いと感じています。

内容的にはかみ砕いているとはいえ、社会の仕組み・ルールの内容自体が複雑で難解だからです。

筆者としては、

我が子が小学生のうちに『お金の大冒険』でお金と両学長に興味をもってもらいつつ、次の一冊として、中学生・高校生の時に『お金の大学』を読んでもらう

というのが、一番理想的な流れと考えています。

金融教育の入口をどのような手段とするか、難しいところです。

電子書籍ではなく、リアルな本を購入する意味

筆者が、電子書籍でなリアルな本を購入するのは数年ぶりです。

基本的にスマホやタブレットで、電子書籍で本を読んだほうが取り回しがよいためです。

しかし、本書籍『お金の大冒険』は実際の書籍を購入しました。

理由は以下です。

実際の書籍を購入した理由
  • 子どもに読んでほしいため、実際の書籍として子どもの本棚に置きたい
    …子供達がいつでも読めるように、本棚の重要ポジションに鎮座させる予定です(笑)
     親に勧められたから読む、というスタンスでなく、ある日、本棚で興味を持って自然と手に取ってほしいというのが、親としての思いです。
  • 情報量が本の厚さで体感できる
    ポケモン図鑑(上)とほぼ同じ厚さに匹敵します。
     圧倒的な情報量を2,000円弱の価格で購入できます。もはや価格破壊です(笑)
  • 読み終えたら売却できる
    …メルカリやブックオフで売却するこができます。
     しかし、本書籍については、読み終えた後も売却する予定はありません
     上の子(小学校低学年)や下の子(年中)が、成長する中で読み返してほしいので、常に本棚に鎮座させて置く予定です。
     上述していますが、小学生・中学生・高校生の学年ごとに、全く違う視点での発見があると思います。

なにより、筆者自身用に購入したというよりも、我が子に読んでほしい本として購入したことが、電子書籍でなくリアルな書籍を購入した大きな動機です。

自分のためでなく、誰かのために本を購入する

ギブの精神にあふれた行動の一つだと、筆者は感じます。

引き続きギブの精神にあふれた行動をとりたいものです。

ご参考までですが、ポケモン図鑑(上巻)との比較は以下です。

↓正面から

お金の大冒険

↓真下から

お金の大冒険

我が家の子ども用本棚の分厚い本ランキング1位を更新することはかないませんでしたが、それに匹敵する分厚さです。本当に驚愕です。

このくだりは要るのか、、

勢いのあまり、つい、、
読み捨て置きください。。

本の背表紙のカバーをめくると、、

おもむろに本の裏表紙カバーをめくってみたところ、思いもよらない遊び心がありました。

気づく人は気づく。
単なる裏表紙にも価値を生み出す。
こういうところも両学長らしい
遊び心なのかもしれません。

実際の内容は実際に書籍を手に取って、確認されることをお勧めします^^。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、書籍『お金の大冒険』を読んでみての所感をまとめました。

・すでに『お金の大学』の内容を知っているから読まなくていいか
・子ども向けの書籍だろうから、読まなくていいか

そんな風に思われている方にも是非手に取って読んでほしい一冊です。

子どもへの金融教育の手段の一つとしていかがでしょうか。

上記は、実は筆者自身が思っていたことです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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