はじめに
2024年2月22日、バブル後34年ぶりに日経平均株価が最高値を更新しました。
日本に限らず、米国の株式市場も好調です。
日本市場がこれほどに好調なのを初めてみました。
景気上昇局面は、ついつい嬉しくなり、
リスクをとりすぎてしまわないか気を付けたいですね。
そうした市場の上昇局面の今、感じることをまとめます。
現時点の状況振り返り
2024年2月23日現在、以下のような状況にあります。
実際のチャートの動きをみると分かりますが、上昇局面が続いています。
数年前は、力強い米国市場と比較して、日本市場は停滞期が続きボックス相場だといわれていた株価の動きが嘘だったかのように、力強い上昇曲線を描いています。
日本市場も米国市場も
株価が上昇しているのを初めて見ました。
日経平均株価、バブル後34年ぶりの最高値更新
1989年のバブル以来の日経平均株価を34年ぶり最高値更新しました。
- 1989年末のバブル経済の頂点 :3万8915円
- 2024年2月22日 :3万9098円68銭
長期投資目線にたっていたとしても、34年間一度も株価が戻らないという状況に直面したとしたら、他の投資手法に乗り換えたり、そもそも投資を継続できていただろうか、
そうしたことを感じます。
筆者の投資スタイルとしては、米国市場をメインに長期投資するというものであるため、今回の日本市場の動向は自身の保有資産の評価損益に直接的には影響しません。
しかし、日本国民として、日本市場の株価が最高値を更新するという事実は純粋に嬉しいです。
株価がすべてではありませんが、
注目されている証拠に感じます。
参考記事は、以下になります。
日経平均34年ぶり最高値 もはや「バブル後」ではない
日経平均株価34年ぶり最高値 もはや「バブル後」ではない – 日本経済新聞 (nikkei.com)
上記記事内の写真を見ていただくと分かりますが、以下がすごく印象的でした。
日経平均株価最高値更新時の電光掲示板の前を足早に通り過ぎる通行人
- SNS投資界隈の熱狂とは裏腹に、これが世間の一般的な温度感?
- こういう時こそ投資に関して冷静に?
- 投資以上に大事なものに向けて歩みを進めている?
上記、色々な教示がその写真にはこれられていると感じました。^^
最高値を更新した後の動きにも注目しつつ、引き続き航路を守って投資を継続します。
NYダウ、S&P500指数、 最高値更新中
米国市場への長期投資をメインとしているため、自身の評価損益に直結します。
そして、米国市場も引き続き好調です。
さらに、ドル円レートで、円安の状況(1ドル150円程度)のため、自身の評価益も過去最高を更新しています。
自身の評価益が伸びていると嬉しくなります。
しかし、長期投資の前提のため、日々の株価に一喜一憂せず、航路を守っていきます。
何事も過度な楽観・悲観は、冷静な行動の妨げになると感じます。
こと投資に関しては、
冷静にいたいですね。
NVIDIAが好調(半導体売上高世界首位・純利益8.7倍)
2024年2月22日、日経平均株価のニュースだけでなく、NVIDIA関連の記事も世間、特にSNS界隈を賑わせていました。
NVIDIA、半導体売上高で初の世界首位 AI向けで独走
NVIDIA、半導体売上高で初の世界首位 AI向けで独走 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
1989年のバブルの日経平均株価最高値更新の際は、まだ、物心つく前の幼少期で記憶はないですが、今回2024年の日経平均株価最高値更新時は、NVIDIAの記事が記憶として残るのではと感じでいます。
ちなみに、バブルの頃の記事としては、
ジュリアナやタクシー待ちで現金をふるサラリーマン
といった、噂をよく耳にしますね。
AI技術の本格的な台頭の時代情勢において、NVIDIAの発展は凄まじいものを感じます。
今から34年後、日経平均株価・NVIDIAの業績がどのような株価水準になっているかはわかりませんが、AI時代の黎明期に躍進していた企業として思い出すと感じます。
こうした状況下に思うこと
こうした株価上昇局面では、どうしても浮かれがちになります。
そうした際に、以下のような行動をとらないようには気を付けたいところです。
もちろん、投資戦略を見直したうえで、長期的な方針変更を見直したうえで行動することを否定しているわけではありません。
しかし、周囲の雰囲気や市場の動向に焦り、自身の投資戦略とは異なる投資行動を起こすことは避けたいと感じます。
何事も焦りは禁物ですね。
引き続き、航路を守っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、日経平均株価が最高値を更新した今、思うことをまとめした。
SNS界隈では、熱狂に包まれていますが、こうした調子のよい局面こそ冷静にいたいと感じます。
自身の投資戦略にそって、
航路を守っていきましょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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