【スマホとマイナの動向】iPhoneにマイナカード機能が搭載可能に!

制度

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はじめに

2024年5月の終わり、スマホとiPhoneにマイナンバー搭載マイナンバーカードをめぐる2つの動きがありました。

最近の動向
  • ①2025年夏までに、iPhoneにマイナンバー搭載
  • ②マイナンバー法改正案、今国会成立(全機能をスマホに)

アンドロイド端末については、マイナンバーカード機能の搭載は一部されていたものの全機能だったわけでなく、また、iPhoneについては、そもそもマイナンバーカードの搭載すらできない状況だったので、上記の動きは大変喜ばしいです。

岸田首相とティム・クックCEOの会談は2022年からされていたようですね。

本記事では、こうした動向に関する所感についてまとめます。

内容詳細については、以下記事をご参照ください。

iPhoneにマイナンバーカードの身分証明書機能 25年夏までに搭載 - 日本経済新聞
【シリコンバレー=中藤玲】米アップルは29日(日本時間30日)、マイナンバーカードの身分証明書機能を、スマートフォン「iPhone」に2025年夏までに搭載すると発表した。行政や病院などでiPhoneをかざすと本人確認ができる。将来的には腕...
マイナンバー法改正案、今国会成立へ スマホにカードの全機能搭載 - 日本経済新聞
スマートフォンに搭載するマイナンバーカードの機能拡大を柱とするマイナンバー法の改正案が29日、参院特別委員会で可決された。近く参院本会議で可決し成立する見通しとなった。マイナンバーカードのすべての機能をスマートフォンに搭載できるようにする。...

所感 ※スマホとマイナンバーカードをめぐる動向

上記スマホとマイナカードの動向をうけての、所感は以下です。

所感
  • マイナンバーカード持ち歩きたない問題の解消
  • マイナ保険証との関係性ではどうなるのか
  • 選択・集中と分散、一極化しすぎることのリスク
  • (余談)2007年初代iPhoe登場から現在に至るまで

一つずつ見ていきます。

マイナンバーカード持ち歩きたない問題の解消

もともと、筆者は、マイナンバーカードを持ち歩くことに抵抗があります。

以下のような項目がマイナンバーカード上に記載されているため、紛失時の影響が懸念されるためです。

マイナンバーカード上の表示項目
  • マイナンバー(個人番号)
  • 氏名
  • 性別
  • 顔写真
  • 住所の変更履歴

もちろん、マイナンバーカードの利用に際しては、各種暗証番号がないと利用できないため、マイナンバーカードを利用した証明書の発行等には悪用されないかもしれません。

しかし、上記の機微な情報が集約されているカードを第三者に拾われると考えると、恐ろしさを感じます。

そのため、自宅で大事に保管しております。

本人確認用には、運転免許証があるというのも

マイナンバーカードを日々携帯する必要がない理由の一つですね。

今回のiPhoneへのマイナカード機能搭載の件、具体的には以下のような利用方法となるようです。

利用方法
  • 1、iPhoneの財布アプリ「ウォレット」にマイナンバーカードを追加
  • 2、iPhoneの画面ロック解除などに使われる「Face ID」などの生体認証を利用
  • 3、そのうえで、初めて利用可能

生体認証を利用すれば、マイナカード自体の暗証番号の入力が不要になるかは分かりませんが、だいぶマイナンバーカードが利用しやすくなるのではないでしょうか。

マイナンバー(個人番号)が、

カードの際のように傍から丸見えにならないのも安心ですね。

なお、個人的に、筆者は以下の点がどのようになるのか気になっています。

気になる点
  • ウォレットで、マイナンバーカードを読み取ったら、マイナンバーカードはカード単体で利用できなくなるのか。
    (交通系ICカードはウォレット読み取り後、利用できなくなったかと。ただ、クレジットカードはウォレット読み取り後もカードとして継続利用できるため、マイナカードもそのまま継続利用できるものと期待しています)
  • 利用可能なiPhoneの機種は決まっているのか。
    (ウォレットが利用できるため、iOSのサポート対象内であれば利用可能なのか等)

仮に、こうした機能に対応するiPhoneの機種が最新に近い世代に限定されることがあれば、その時はいよいよ筆者のiPhoneXS(2018年発売。2019年購入(笑))を買い替える時のようです。

マイナ保険証との関係性ではどうなるのか

また、マイナ保険証との絡みでも気になっています。

2024年5月現在で、マイナ保険証の利用率は6%程度とのことです。

マイナンバーカードの健康保険証利用率まだ6% 移行まであと半年 - 日本経済新聞
健康保険証の機能をマイナンバーカードに載せた「マイナ保険証」の利用率が6%台にとどまっている。マイナカードを持ち歩かない人が多いうえ、情報の誤登録を巡るトラブルが影を落とす。現行の健康保険証が発行停止となる12月をにらみ政府は普及を急ぐ。「...

一素人の考えですが、上述の理由から、マイナンバーカードを常時携帯したくない方も一定数いらっしゃることが原因として考えられるのではないでしょうか。

仮に、iPhoneのウォレットにマイナンバーカードの機能を集約し、マイナ保険証も利用可能となればスマホ一台で完結するため、マイナ保険証の利用率も向上するものと考えます。

紙の健康保険証廃止が、

2024年12月に迫っていますね。。

iPhoneへの対応は、来年2025年春~夏になるとの見込みとのことで、2024年中は、マイナ保険証としてマイナンバーカード自体を持ち歩く必要があるかもしれません。

ただ、マイナ保険証の猶予期間として1年程度は想定されているので、紙の保険証を利用しつつ、来年2025年中にスマホへの対応まで完了すれば、マイナンバーカードの持ち歩きはせずに済むかもしれません。

色々な可能性が考えられそうです。

選択・集中と分散、一極化しすぎることのリスク

昨今の社会情勢として、選択・集中の方向のものと、分散の方向のものが顕著です。

選択・集中の例
  • システム →クラウド化の流れ
  • スマホ  →色々な機能の集約 + 今回のマイナカード機能搭載
分散の例
  • 投資 →オルカンやS&P500への投資信託・ETF(上場投資信託)

一般的に、選択・集中したほうが、利便性は増します。

一方で、有事の際に備えてある程度、分散させておくことがリスク対策として重要です。

このあたりの選択・集中と分散の良い塩梅は難しいなと、いつも感じます。

昨今のスマホでできることは多岐にわたります。

そして、今回、マイナンバーカード機能の搭載も可能となると、さらに利便性は増すものの、機能を集約することによる紛失時の影響は計り知れません。

出先での所在確認は、

4度見、5度見くらいでちょうどいいかもしれません。

十分に気を付けていきましょう。

(余談)2007年初代iPhoe登場から現在に至るまで

スマホが登場した2000年代前半~中旬は、ガラケー全盛の時代でした。

”ワンセグ機能を搭載していない(テレビが見れない)機器は、日本で流行るわけがない”

スマホ当時、上記のような意見が声高に叫ばれていた記憶があります。

しかし、ご存じの通り、ガラケーはその後数年で、光の速さで淘汰されていきました。。

時代や社会が求めれているものが

何であるのかを予測するのは難しいです

あれから四半世紀たった現在、マイナンバーカードという日本の根幹をなす制度と連携するまでになりました。

これから四半世紀先に、スマホの先の電子機器が登場しているのかどうか、現時点では想像がつきません。

しかし、四半世紀前にこのような情勢を迎えていることが想像ができなかったわけで、結局のところその時になってみないと、誰にも未来は分からないということなのかもしれません。

柔軟にその時々の社会情勢・時代感に合わせて、

対応していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、スマホとマイナンバーカードをめぐる昨今の動向についての所感をまとめました。

元来、アップルにつていは、アップル株(AAPL)を保有しており株主としての目線でも気になる次第です。

アップル株(AAPL)の

こうした関連する話題・イベントごとの株価も気になります。

色々と気にし出すと気になる点は尽きませんが^^、対応予定の来年2025年春~夏が待ち遠しいです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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