はじめに
2024年の春季労使交渉の動向をみていると、社会(企業)の空気感の変化を感じます。
失われた30年といわれた不況局面を脱し、回復局面・好況局面につながっていくものと感じます。
本記事では、そうした点についての所感をまとめます。
社会の空気感が
企業の動向に与える影響の大きさを
実感する今日この頃です。
記事概要
記事詳細は、以下ご参照ください。
上記記事を見ていると、平成不況といわれた局面からの大きな変化を感じます。
こうした時代を体験する日がくるとは
正直なところ思っていませんでした。
本件に関する所感
上記の記事の内容を受けて、個人的に感じる点は大きく以下です。
以下、一つずつ見ていきます。
景気循環サイクルの進展
景気循環サイクルの進展(不況→回復)を感じます。
全体を俯瞰すると上記の流れにあると感じます。
3の不況局面(= 平成不況)の時代に育った身としては、1の好況局面を知らないため、3の状態が普通だと思っていました。
ただ、昨今の状況を見ていると、社会(企業)の空気感の変化を感じます。
景気循環サイクル(1→2→3→4)のサイクル一周の今後の速さがどれくらいになるのかも気になるところです。
直近の3の不況局面が、30~35年。。
4の回復、1の好況局面はどれくらいの期間になるのか。
気になります。
なお、景気循環サイクルに関する知識は、FP3級内の論点「金融資産運用」でも扱っているため、より詳しく学びたい方はFP3級のテキストを参照されることをお勧めします。
企業の判断基準の多様化(賃上げ・値上げ・テレワーク率)
企業の判断基準(就職先・投資企業の選定等)についても、昨今、多様化していることを感じます。
2019年末~2023年前半のコロナ禍を乗り切り、コロナ後の企業の判断基準として、上記重要な要素だと感じます。
コロナ禍前であれば、いずれも、ほぼ考慮しなくて済んだ要素です。
しかし、これからの企業選びの前提として、上記の要素が働き方や子育て世帯の日々の生活に直結するため、大事な要素だと感じます。
少子高齢化の社会には
切実な要素です。
社会情勢の変化(バブル崩壊以来の最高値更新・インフレ)
昨今の動向をみると、以下の状況にあります。
2019年後半からのコロナ禍から、まだ5年は経っていません。
それにも関わらずこれだけの社会情勢の変化がありました。
正直なところ、
これだけの変化に驚きを隠せません。。
逆に、これから5年後、2029年頃にどのような社会情勢になっているのかもまた、予測不可能です。
現在の社会情勢の前提・とりうる手段にて、自分にできることを日々こなしていく必要を感じます。
将来を見据えながらも、現在にできることも全力で取り組んでいきましょう。
“みらい“と”いま”
どちらも大切ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、2024年春季労使交渉の動向・社会の空気感についての所感をまとめました。
平成不況といわれる不況局面を脱し、これからの回復局面・好況局面への移ろい・状況を見るのが楽しみです。
景気循環サイクルの今後の速さも気になります。
見守っていきます。
最期までご覧いただきましてありがとうございました。
以下、関連記事です。
日経平均株価のバブル以来34年ぶり最高値更新に関して思うことをまとめました。
お時間ありましたら、ご覧いただけますと幸いです。
コメント